紙の手形・小切手の廃止時期
2026年度末までに紙の手形や小切手の利用が廃止される予定です。
紙の手形は、振り出しなどの事務手続きが煩雑、手形用紙代や郵送料、印紙税がかかる、紛失や盗難のリスクがあるなどのデメリットがあります。
そのため全面的に電子記録債権(でんさい)への切り替えが進められています。
三菱UFJ銀行では、以下のような対応を進めています。
・手形用紙、小切手帳の発行受付終了: 2025年9月30日をもって発行受付終了。
・手形・小切手の入金受付終了: 2026年3月31日をもって、他行を支払地とする手形・小切手の預金入金を終了。
・手形取立の受付終了:2027年4月以降を期日とする手形等(2027年4月以降を振出日とする先日付小切手も含む)は、すでに取立受付を終了。
手形・小切手の全面的な電子化に向けた取り組み | 三菱UFJ銀行
業界にもよると思いますが、手形の発行や受取、資金化業務というのは経理業務の中でも時間の掛かる面倒な業務でした。
これが全面廃止になるとは、時代の流れを感じます。
私の会社でもだいぶ前に支払いはでんさい(または期日振込)に変更しましたが、お客さんからもらう手形はまだ残っています。
今年の後半にまだ残っているようなら、個別に声掛けをしていくつもりです。
(たぶんギリギリまで使う会社はないと思いますが)
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