10年の停滞

前に「人に雇われる生き方に限界を感じる」と書きましたが、これ10年も前から言っています。
つまり、人に雇われないプロジェクトは10年も停滞していることになります。

誤解のないように言っておきますが、10年間何もしてない訳ではなく、仕事はずっと続けているし、新しい家族も増えたし、ちゃんと生活はしていました。
ただ、人に雇われないプロジェクトはあまり進展がなかったということです。

あまり、と言ったのは多少の進展はありました。
それが投資です。

プロジェクトが始まるずっと前(25年前ぐらい)から投資は行っていて、ここ数年の恵まれた投資環境によって大きく花開きました。
これにより給料以外の収入がそこそこ入るようになりました。
といっても、それだけで生活を支えるには程遠く、調子のいい時で生活費の半分弱をまかなえるぐらいです。
残りの半分の収入があれば独立できますが、それを見つけることができず、10年停滞している状況です。

会社の力でなく個人の力でお金を稼ぐために何をしたらいいのか、考えたことを書き留めておきます。

まず、生活費をまかなうための仕事は簡単にやめられないため、長く続けることが前提となります。
そのため、苦しいことやつらいことは稼げるとしても除外します。(そんなことをするくらいなら会社を続ければいい)
自分が楽しく(少なくとも苦しくなく)続けられて、かつ稼げるものは何かを見つける必要があります。

それを見つけるためのアプローチは2つあって、上からのアプローチと下からのアプローチがあります。

上からのアプローチは、自分の生きている意味、つまり人生のミッションから考えていく方法です。
人生のミッションが見つかれば、そこにマネタイズ方法を加えて、仕事にしていきます。

下からのアプローチは、自分の好きなこと、得意なことから考えて、それをマネタイズしていく方法です。

実際、上からも下からも考えてみましたが、ピンとくるものがなくて、困っています。
長く会社員を続けていると、自分が何が好きだったのか忘れてしまいます。恐ろしいことです。
でも、ここから考えていくしかないと思うので、もう少し考えてみます。